姫路市夢前町消防団 前之庄分団
大谷 有生さんの巻

大谷さん
 
「消防団に入団して」

 私は、平成一七年に夢前町消防団に先輩の誘いを受けて入団しました。
入団するまでは「消防団は火事の時に活動するものだ」と思っていましたが、実際に入団して、その他にも様々な活動があることを知りました。
 そんな中で、特に印象に残っているのが行方不明者の捜索・救助活動でした。「山中に入ったまま夜になっても帰宅しない」との事案で出動要請があり、雨が降る中二二時頃に捜索・救助の為に集合し、懸命に捜索を行いましたが発見できず、夜間で二次災害の危険性がある為、一旦解散し翌朝再度集合しました。その時には関係者・警察署・消防署との混成で班編成が行われました。「万が一の事もあり得る」と先輩の団員から聞かされた時に、私は「どうか遭難された方が無事でいて欲しい」という気持ちで班長の指揮の下捜索を続け、数時間後に発見されました。
 この時に私は、他の機関と連携して活動を行う中で、適切な判断・指示・行動が迅速に行われている事を知り、その為の、普段からの訓練の必要性を痛切に感じました。
  入団してから以降、火事や風水害の非常時に出動することはもちろんの事、あの時の経験から、地域での自主防災組織との合同訓練に参加したり、避難所運営訓練や応急手当の指導など多種多様な行事にも参加して、地域の皆さんの「安心・安全」を守る為に、一日も早く「信頼される立派な消防団員」になることを目指して日々頑張っています。

 


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