小野市消防団東分団
岡嶋 良和さんの巻
岡嶋さん
「若手消防団員として」

 私の所属する小野市消防団東分団特設部は、小田町という市の北東部に位置し、中心には東条川が流れ田畑や森林に囲まれた穏やかな風土の町を管轄しております。
 私の父の時代の消防団は、自営業等、管轄内で仕事をしておられる方が多く、いざという時には迅速な活動が行えていたという話を聞きます。
 しかし、サラリーマン化した現在では市外へ勤務されている方等平日の昼間に関しては殆どの団員が不在となります。そんな時火災や水害等が発生した場合、召集をかけても迅速に集まることは不可能な状態となっております。
 また、少子化に伴う団員の減少と、高齢化も年を追うごとに加速してきています。
 このような状況を踏まえ、今後の我々の活動はどうあるべきなのかと思うことが多々あります。とはいえネガティブな考えでは良い方向に向かうわけはありませんのでポジティブに考えて行きたいと思っています。
 例えば団員OBの方々の協力を得る等、自主防災組織の方々との連携をさらに強化し、有事の際に団員が不在であっても迅速に対処できる方法を模索し、住民の方々が安心して生活を送れる状況を作ることがあります。そのためには住民にもっと消防団に対する理解を深めていただかなければなりません。そこで消防団を住民の方々にもっとアピールしていかないと消防団は普段どういう活動をしているのか分からないという方が大半であると思いました。
 まず手始めに二年前ですが、毎年秋に開催される地区の体育祭の一部分として我々特設部がポンプ操法を披露しましたところ、水の出し方がこんなにスムーズに行えるのかという感想や、消防団OBは操法を見て懐かしさを味わった等、夏の暑い時期に操法練習を一生懸命やってよかったなという充実感と達成感を味わうことができました。そして、これを皮切りに、昨年五月市の操法大会で初の優勝という栄冠も味わうことができました。このことをきっかけに町との関わりが一層深まり、消防団に対する理解も以前よりは深まったと自負しております。
 最後に「自分たちの町は自分たちで守る」をモットーに、これからもアクションを起こし、積極的に住民の方々と関わって行き、互いに理解し合い良い方向に向かっていくよう努力をしていきたいと思います。



戻る