洲本市消防団 由良上灘分団
相田 浩希さんの巻
相田さん
 
「消防操法に学んだこと」

 私は、平成二〇年に洲本市消防団に入団しました。消防団の存在については、入団以前から知っていましたが、まさか自分が入団するとは思ってもいませんでした。入団するきっかけは地元の先輩から入団の誘いがあったからです。
 入団してすぐに分団長から、洲本市消防操法大会へ出場してみないかとの誘いがあり、私は、入団したものの消防団の活動について全く知識がなく、実際の火災現場でどのように消火活動をすればよいのかも知りませんでした。操法大会は良いきっかけになるのではないかと思い、大会へ参加することにしました。大会の二ヶ月程前から練習が始まりましたが、最初の練習では、チームメンバーの顔と名前を覚えるくらいが精一杯で、整列の仕方やホースの伸ばし方など、一通り教えて頂きましたが全く覚えることが出来ませんでした。練習は週に2回程あり、仕事終わりに練習をすることになるので、ホースを担いでの全力疾走や、放水時の水圧に耐えなければならないなど、体力的にも精神的にも非常に大変でした。ですが、最初はただただ苦痛でしかなかった練習が、回数を重ねるにつれて動作の仕方も徐々に覚えられるようになり、「次はもっと早く、もっと機敏に」と考えるようになり練習が楽しくなっていきました。
 大会本番は、他のチームが完璧に動作をこなしていく姿や、大勢の人に見られているというプレッシャーで萎縮してしまい、練習では出来ていたことが思うように出来ませんでした。案の定、私のチームは良い結果を残す事ができませんでした。私は非常に落ち込みましたが、そのような姿を見て分団長が私に「入団して間もないのに、ここまで出来たのはすごい。今回は基本動作を覚えられたと思えばそれで十分。」と言ってくれました。私はその言葉を聞いて二ヶ月間頑張ったことは無駄では無かったのだと実感できました。
 大会後は、幸いにも出動しなければならないような火災等はなく、私は未だ実際に消火活動を行ったことはありません。実際の消火活動は操法大会のように決められた動きをすれば良いということはなく、臨機応変に動かなければならず、戸惑うことばかりだと思いますが、操法大会で身につけた基本動作を忘れず、自分の住む町のために消防団の一員として活動に従事していきたいと思います。

活動写真
 


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