平成25年度第2回女性消防団員技術研修会
 
(公財)兵庫県消防協会

 平成26年2月23日(日)、兵庫県広域防災センターにおいて、今年度2回目の女性消防団員技術研修会が開催され、県内21消防団から98名の女性消防団員が参加しました。
 この度は、神戸市灘消防団の皆さんに救急講習を指導していただき、播磨町消防団の皆さんに、火災予防啓発劇を披露していただきました。
 女性消防団員の活動の中で、救急講習と火災予防啓発活動は、大きな二本柱と言えるのではないでしょうか、これらの活動を高いレベルで行っておられる両消防団にご協力いただいたことは、参加女性消防団員の皆さんにとって良い刺激になったようです。

 
平成25年度第2回女性消防団員技術研修会の様子

 灘消防団による救急講習会では、「灘方式」と呼ばれる講習方法が参加消防団員の皆さんから好評を得ていました。全体を指揮して進行する司会者が1名、そして各班に一人づつインストラクターを置き、司会者の進行のもとインストラクター全員が同じ動きをします。全員声も大きく、動きもキビキビしており、統一感があります。無駄な動きはなく、そして分かり易い。インストラクター全員が、高いレベルと豊富な知識を持ち、参加者の質問に対しても、全てのインストラクターの回答内容にムラが無く同じ回答をしてくれのです。司会者の話し方や説明は、参加者を飽きさせることが無く、その上丁寧です。指導についてのポイントも盛り込み、受講者にとってパーフェクトな救急講習を披露して下さいました。「灘方式」は、兵庫県の女性消防団員の皆さんにとって、救命救急講習のスタンダードになりそうなくらい、一様に「分かり易かったので、ぜひ参考にしたい。」との感想をおっしゃっていました。また、「あっぱくん」という便利なグッズも教えて下さり、参加団員には大好評でした。

 

 播磨町消防団の火災予防啓発劇は、この度新作の劇が完成したということで、播磨町の事務局からご連絡をいただき、本研修会で披露していただくに至りました。平成22年に開催された、全国女性消防団員活性化奈良大会でも、活動事例発表として火災予防啓発劇を披露されており、その際も全国から好評をいただいた実力を持っておられる播磨町消防団の新作と聞き、かなりの期待が集まっていました。結果は、期待以上で、楽しい中にも、観ている人達に学んで欲しいポイントがしっかり盛り込まれており、しっかりした台本を作成されていました。“ウルトラマンの妻たち”が火事にならない為にはどうすれば良いかを分かりやすく教えてくれるという内容で、親しみやすく、台詞まわしも不自然さが無く、個々の演技力も高い。会場全体を巻き込み、舞台に集中させる力がありました。

平成25年度第2回女性消防団員技術研修会の様子
 

 そして、子育てをしながら「無理なく楽しく」という活動姿勢が、いきいきと表れており、参加女性消防団員から大きな共感を得たようです。また、子どもを持ちながら活動することに対し、家庭や行政の協力も厚く、女性消防団員の役割が大きくなっている昨今、どの消防団も直面している問題に柔軟に対応している姿勢は、お手本になったのではないでしょうか。

平成25年度第2回女性消防団員技術研修会の様子
   
平成25年度第2回女性消防団員技術研修会の様子

 この度の研修会のように、参加者と同じように日々消防団活動に励んでいる団員さんから、指導を受けるということは、参加者の良い刺激になり、今後の活動や技術向上への意欲を高める一助になったと思います。参加消防団員の皆さんからの感想を見ていると、他団がどのような活動をしているかが気になるようでした。県内各地から参加者が集まる県協会の研修会だからこそ、今後も各消防団の活動内容を発信していける場を提供していけたらと考えています。

 

 この度の研修会で学ばれた内容を、各所属消防団での活動でも活かしていただければと考えます。今後も、県消防協会では女性消防団員の活動に役立つ研修や、技術の向上に繋がる研修を企画していきたいと考えております!多くの皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!

平成25年度第2回女性消防団員技術研修会の様子
平成25年度第2回女性消防団員技術研修会の様子

 最後になりましたが、本技術研修会では、県広域防災センター長をはじめ、消防学校の皆さまにも多大なご協力を賜り、本技術研修会を滞りなく終了することができました。紙面ではございますが、厚く御礼申し上げます。

 

 この度の技術研修会参加消防団は以下のとおり
・神戸市東灘消防団
・神戸市灘消防団
・神戸市北消防団
・神戸市兵庫消防団
・神戸市長田消防団
・姫路市姫路西消防団
・姫路市飾磨消防団
・尼崎市消防団
・明石市消防団
・芦屋市消防団
・豊岡市豊岡消防団
・豊岡市出石消防団
・加古川市消防団
・赤穂市消防団
・宝恷s消防団
・三木市消防団
・川西市消防団
・三田市消防団
・丹波市消防団
・南あわじ市消防団
・播磨町消防団
※ 上記参加者ほか県内消防本部職員・市町防災担当職員27名