がんばってます!女性消防団員

兵庫県でも大勢の女性消防団員が活躍しています!

兵庫県下の女性消防団員

女性消防団員が在籍する兵庫県下の消防団と人数(H28.4.1現在)
消防団名 女性消防団員数
神戸市東灘消防団 9
神戸市灘消防団 20
神戸市中央消防団 14
神戸市兵庫消防団 8
神戸市北消防団 39
神戸市長田消防団 5
神戸市須磨消防団 19
神戸市垂水消防団 5
神戸市水上消防団 4
姫路市姫路東消防団 5
姫路市姫路西消防団 5
姫路市飾磨消防団 3
尼崎市消防団 35
明石市消防団 14
西宮市消防団 7
洲本市消防団 8
芦屋市消防団 16
伊丹市消防団 6
豊岡市豊岡消防団 6
豊岡市出石消防団 6
加古川市消防団 13
赤穂市消防団 18
宝塚市消防団 5
三木市消防団 3
川西市消防団 20
小野市消防団 16
三田市消防団 11
養父市消防団 20
丹波市消防団 8
南あわじ市消防団 19
朝来市消防団 44
淡路市消防団 30
たつの市消防団 17
猪名川町消防団 5
播磨町消防団 18
神河町消防団 1
太子町消防団 4
上郡町消防団 2
佐用町消防団 2
合   計 490

開会 岸谷会長挨拶
平成29年 兵庫県女性消防団員活性化大会盛況に開催!!

 平成29年6月3日(土)、兵庫県教育会館ラッセホール(神戸市中央区)にて、「兵庫県女性消防団員活性化大会」が開催されました。
 消防団員の皆さまは、日頃からそれぞれの職業(会社員、自営業、公務員、大学生、主婦など)に従事しながら、有事の際は消防団員として活動されています。中でも女性消防団員の皆さまは、きめ細かな視点を活かした、女性ならではの活動も多いことから、その活動の場は、今後さらに拡大するものと期待されています。兵庫県内でも、500名(平成28年10月1日現在)の女性消防団員が活躍されていますが、この度、県内の女性消防団員が一堂に集い、県内外における活動事例発表などを通じて、今後の女性消防団員の更なる確保とその活動の充実を図るため、兵庫県女性消防団員活性化大会として、兵庫県との共催により今回初めて開催いたしました。


平成29年兵庫県女性消防団員活性化大会について詳しくはこちらをクリック

全国消防団員意見発表会

スピーチをお聴きになる場合はこちらをクリック
(表紙のオルゴールと音声が重複する場合はこちらへ
(6分14秒)
「平成15年度全国消防団員意見発表会」に川西市消防団チェリーファイヤーの薮まゆみさん出場!

 2月6日(金)に総務省消防庁主催の「平成15年度全国消防団員意見発表会・消防団地域活動表彰式」が東京虎ノ門のニッショーホールで開催されました。
 その全国消防団員意見発表会に、兵庫県の消防団員を代表して川西市消防団チェリーファイヤーの薮まゆみさんが出場され、見事に優良賞に輝きました。全国消防団員意見発表会は、全国の都道府県から選抜された12人の消防団員が出場し、消防団活動について思うことを5分の持ち時間で自由に話すという弁論大会で、薮さんは「転んでも消防団員!!」と題し、ポンプ操法訓練での苦労、訓練を通じて得たこと、そして消防団員としての誇りを力強く語りました。
 兵庫県のみならず近畿府県の代表として、12人の発表者のなかでただ1人会場の笑いを取るなど、関西人の心意気(?)を見せた発表でした。
 惜しくも最優秀賞こそは逃しましたが、ポンプ操法大会以外で団員の方が何らかの全国大会に出場するというのは初めてのことです。どうかこの快挙に惜しみない拍手をお願いいたします。


1 女性消防団員の歴史

 兵庫県における女性消防団員は、昭和36年に美方町消防団に登場したのが最初です。
 その後平成に入ると兵庫県下でも女性消防団員を採用する消防団が増加し、現在でも上記の消防団のほかでも女性消防団員の採用を検討している消防団は多数に上ります。
 日本全体では、明治43年に山形県酒田市に「婦人火防隊」が登場し、これが日本最初の女性消防団員とされています。当時の社会的背景として、男性の出漁、出稼ぎ、兵役等により、男性不在状態が平常化するようになったことから女性による防火組織の結成が必要になったためとされています。それから約100年を経た現在、全国で17,879人(平成21年4月1日)の女性消防団員が活躍しています。
 

2 今こそ女性消防団員が必要とされている!

  「男女雇用機会均等法」の制定にもみられるように、現代社会においてはその社会的な役割については「男性だから」「女性だから」という垣根は消えつつあります。これまでの消防団は男性中心の組織でしたが、時代に即した新しい消防団として、その活動に女性の能力を活用することが不可欠になっていると言えます。
 このような中で、若年層の消防団員の確保が年々困難になっており、同時に消防団員のサラリーマン化も確実に進んでいます。また、災害に直接に対処するだけでなく、高齢者や地域社会に対する火災予防活動を重視しなければならないようになっています。
 このような状況下で広報活動、予防指導、災害弱者対策等の部門で女性だからこその能力を発揮した女性消防団員の活躍が大いに期待されます。


3 女性消防団員の活動

 女性消防団員の多くは主に次のような活動を行っています。

(1)広報活動  防火パレードや地域の祭り、火災予防運動等の行事に参加し、火災予防活動の啓発や、消防思想の普及を行う
(2)防火指導や
   応急救護指導
 事業所、学校等を訪問し、消火器の使用方法等を説明するなど防火指導を行う。また、簡単な救護活動の指導も行う。
(3)防火訪問  高齢者世帯を訪問し、ガスコンロやストーブの取り扱い、緊急時の行動等、防火思想の普及啓発のための訪問活動を行う。

 また、消火栓、小型動力ポンプを使用しての消火訓練を行い、初期消火活動に対処できるようにすることなども地域の実情に応じて行っています。
 さらに災害現場での後方支援、負傷者の応急救護措置、情報収集等の活動も今後の女性消防団員に求められる役割です。

 また、兵庫県消防協会では毎年女性消防団員の研修会を行い、女性消防団員の技術向上や情報交換の場を設けています。

「平成22年度女性消防団員研修会」
〜平成22年10月2日(土) 兵庫県広域防災センターにて〜
平成22年度女性消防団員研修会


4 女性消防団員になるには

女性消防団員も男性消防団員と同様、入団は本人の意志によります。団員募集は市町の広報紙等で公募されることが多いようですが、入団を希望したい、関心があるという方は市町の消防本部(消防団担当係)、または市役所、町役場消防主管課にお問い合わせ下さい。ただし、消防団によっては募集していない場合もありますのでご了承下さい。


5 県下の女性団員のホームページ  

川西市女性消防団員「チェリーファイアー」 南あわじ市消防団「なでしこ分団」
芦屋市女性消防団員「バーディーズ」