消防ポンプ操法の概要について


1 意義及び目的

 消防操法は、施設、設備及び人員を活用して災害等を防御、軽減するため、消防吏員、消防団員が消火技術の向上並びに初期消火のため必要な技術を身に付け、いかなる状況下においても、迅速、確実、かつ安全に行動できるように、主要な消防用機械器具のうち、特に反復訓練の必要なものを選定してその操作及び取扱いの基本を定めたものである。さらに、操法を通じ消防人としての心構えを培い、消防活動に必要な「心・技・体」の基本を養うものである。
 操法の種類としては、消防用器具操法、消防ポンプ操法、はしご自動車操法があるが、その中でも消防ポンプ操法は、全国の消防団で最も広く実施されている消防操法である。兵庫県地区操法大会では、持ち運びが可能な小型動力ポンプを使用したものと、消防ポンプ自動車を使用したものとの2種類の競技が行われる。


2 要領

 操法の要領は「消防操法の基準」(昭和47年5月11日消防庁告示第2号)並びに「消防訓練礼式の基準」(昭和40年7月31日消防庁告示第1号)によることとされており、兵庫県においても、前記2つの基準を踏まえ、消防学校の監修のもと、「消防操法実施要領」を定めている。


3 競技の概要及び審査

 審査は、各隊員の操作要領・行動・動作全般並びに標的を放水で倒すまでの所要時間について審査を行う。審査の要点は「規律、節度」「敏しょう性」「確実な動作」「安全性」「チームワーク」などであり、17名の審査員の採点の総合点及びタイム得点で順位を争う。

(1) 小型動力ポンプの部
ア 出場隊員
 4名(指揮者 1番員 2番員 3番員)
イ 競技形態  
 20mホースを3本つなぎ合わせ、ホース1線による放水を行う。
ウ 基準時間 
 標的を倒すまでの基準タイムは45秒

(2) ポンプ自動車の部
ア 出場隊員
 5名(指揮者 1番員 2番員 3番員 4番員)
イ 競技形態
 ポンプ車右側放水口から20mホースを3本つなぎ合わせ、ホース1線による放水(第1線延長)を行ったのち、車両左側放水口から更にホースを3本つなぎ合わせ放水(第2線延長)、計ホース2線にて放水を行う。
ウ 基準時間 
 標的を倒すまでの基準タイムは第1線が55秒、第2線は65秒


4 その他
ポンプ車操法で優勝したチームは、平成16年11月8日(月)に横浜国際総合競技場で行われる第19回全国消防操法大会((財)日本消防協会 主催)に出場する。

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