丹波市消防団青垣支団 団員
足立 和哉さん(27歳)の巻

操法大会
 
操法大会

 「小型ポンプ操法の部、優勝は・・・第4分団第1部・・・」

 成績発表の時にそう私達の分団の名前が発表されました。すべての操法が終了した時点で、優勝できる自信はありました。それは、私を含めた選手だけでなく団員全員が思っていたと思います。

 しかし、練習当初の事を考えると、まさか自分たちが優勝できるなんて考えてもいませんでした。

 「とにかく、ちゃんと水を出そう!!!」

 恥ずかしながら、これが新入団員を含め操法経験者無しで組んだメンバーの最初の目標でした。それが練習を重ねるに連れて、選手の動作が揃い、タイムが縮み、練習後半の頃には最初の目標がいつの間にか「目指せ!優勝!!!」に変わっており選手・団員みんながこの目標に向かって連日連夜練習を積み重ねました。

 もちろん、すんなりと動作が揃ったり、タイムが縮んでいった訳ではありません。それぞれの仕事の関係で選手が揃わず代理の団員で練習したり、とにかく知っている人から教わろうと他の分団との合同練習や、消防本部へ指導をしてもらいにも行きました。

 構成団員25名と地域でも一番小さな分団で、操法の練習に参加してくれる団員もほとんど決まっているという状況の中、私達が優勝できたのは、まずは選手が非常に仲良くて楽しく練習に取り組めた事。そんな、いい雰囲気の分団であったということ。そして、なによりもいつも練習に参加していただき、選手の指導、準備、タイム計測やめんどうなホース巻きを嫌な顔せずにしていただき、ビデオにまで録画してアドバイスをしていただいた団員のみんなのおかげだと思います。

 おかしいと思われるかもしれませんが、最後は練習がしたくてしたくて仕方なかったです。操法が楽しくて、練習がなくなった今では少し寂しささえ感じています。

 なかなか地元消防団となると、めんどうくさいなという印象があると思います。特に、若い人となるとそうでしょう。私も、最初消防団に入るとなったときは同じように思っていました。しかし、様々な団員の方と知り合い、各種訓練やポンプ操法に参加したり、火事の現場に出動し消防団員としての使命を感じた今なら胸を張って言えます。『消防団員になって良かった』



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