朝来市消防団生野支団 班長
太幸 康子さんの巻

太幸さん
「女性消防団員として」

平成9年1月、身の引き締まる思いをしながら辞令書の交付を受け、私が女性消防団員となって早や10年が経とうとしています。
平成17年の町村合併に伴い消防団も統合し現在、朝来市の女性消防団員は27名となりました。みんな明るく元気な女性ばかりです。
旧生野町の女性団員の入団にあたっては一般公募ではなく、各地元の分団長の推薦という形での採用でした。当初は使命感に燃える一方、一体これから私たちにどんなことができるのだろうかと不安がいっぱいでした。
この10年の間、規律訓練、火災水防訓練等の実務訓練や教養訓練を受けてきました。また、それらと並行して、毎年、火災予防防火パレードや独り暮らしのお年寄り宅の防火訪問等を通しての防火の呼びかけなどの広報活動も行ってきました。
消防署や消防団の方々のご指導を得て、当初の「私たちに、何ができるのだろうか?」という不安を感じている間もない程あっという間の、10年だったように思います。今思うことは、災害が起こる前、又起こった時の対処についての知識を地域に広める防災活動は非常に大切であり、その担い手こそが私たち女性消防団員ではないだろうかと感じています。
しかし、与えられた活動だけを行うのではなく、これからの活動を通して、「こんなことをしてはどうか?」等、前向きに活動の幅を広げていくことに、女性消防団員発足の意味があると思います。
最近では、応急手当普及員の資格を取得し、その知識を地域に広め、私たちだけでなく地域ぐるみで防災に関心をもってもらう活動を行なっています。まだまだ未熟な私たちには勉強しなければいけないことが山積みですが、女性の細やかさと粘り強さを活かし一つひとつ確実に現実のものにすることが地域の安全に貢献することと信じています。

兵庫の女性団員の皆さん、一緒にがんばっていきましょう。

訓練の様子


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