上郡町消防団 団員
岡田 慎平さん(25歳)の巻

岡田さん
「地域と消防団」

○上郡町の紹介

 上郡町は、北緯34度52分、東経134度31分にあって、150.28平方キロメートルの広大な面積を有し、その大部分を山林地帯で占めている。町には南北を貫いて流れる清流・千種川がある。千種川は、兵庫・鳥取県境付近にそびえる三室山を水源とし、瀬戸内海に抜ける全長67.6kmの河川で、豊かな水量と良質の水を誇り、四季の移ろいの中でさまざまな風景をみせている。上郡の人々は、古くからこの川の恩恵を受けてきた。米、野菜、果実など上郡で育つ農作物は、川がもたらした肥沃な大地によって育まれたといっても過言ではない。上郡は、鮎釣りのメッカとしても知られ、鮎をもとめてシーズンになると各地から多くの人が訪れる。千種川とともに歩んできたこれらの歴史から、上郡町は「全国水の郷百選」に選ばれている。

○上郡町消防団について

 上郡町消防団は松本隆雄団長をはじめとする19分団、消防団員558名の消防団である。消防団は、地域住民からの期待が高く、地域のまつり等各種行事にも参加し、消防団員はその期待にしっかりと答えている。日頃職業をもちながら、有事の際に参集して災害から町民の生命・暮らしを守り、消防団員としての自覚と誇りを持ち、献身的に日々取り組んでいる。

○これからのまちを支えるために

 入団して今年で3年目を迎える私は、まだまだ新人の上郡町消防団上郡分団の団員。

 これまでに最も印象に残っている出来事といえば平成16年の台風21号である。自然の脅威というものを改めて思い知らされた。自らの家庭を持っている消防団員が多いが、家庭のことはさておき、大雨の中、地域を見回り、地域のために活動していた。ボランティアであるにも関わらず、災害時には身を呈して活動するという地域にはなくてはならない存在であることを、入団してまず知ることになった。

 消防団員であるわれわれには、火災時の消火活動や災害時の救援活動など有事の際の活動だけなく、自治会活動や町ぐるみの行事、小学校の運動会などに参加し、消防団と地域住民との交流を図りコミュニケーションをとることも重要な役割である。

 このまちに生まれ、この地域の中で育まれてきたからこそ、今こうして私がいるのである。 これまで多くの方に支えられてきたことを忘れず、これからは地域を守り、支えるそんな消防団員になりたいと思う。

操法訓練


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